【MWC2017】自動運転レース「Roborace」の本番仕様マシンが初公開

0 Posted by - 2017年3月2日 - Racing

スペイン・バルセロナで開催中のモバイル機器見本市「MWC2017(Mobile World Congress)」の中で自動運転レース「Roborace」の本番仕様のマシンが世界初公開されました。

Roborace発足時に公開されていたコンセプトをほぼそのまま踏襲したマシンです。当然ながら完全自動運転のレーシングカーになりますのでドライバーが収まるコクピットは存在しません。

その為、全高は低いものの、大容量バッテリー(540kW)を空力性能を考慮して収めなければならないということもあって全長は4.5m、全幅2mとかなり大柄です。

4輪それぞれに300kW(407馬力)の高出力モーターを装着しています。

肝心要の自動運転のためのセンサー
・5つのLIDAR(レーザー画像検出と測距)センサー
・2台のレーダー
・18個の超音波センサー
・6つの高画質カメラをAIが処理
AIは、グラフィックボードでお馴染みのNVIDIA社が開発した自動運転プラットフォーム「DRIVE PX2」を搭載しています。

これによって200km/h超でのレーシング走行が可能とのことですが、本番仕様マシンでのシェイクダウンテスト走行の時期については未定とのことです。

このマシンをデザインしたダニエル・サイモン氏は、映画『トロン:レガシー』『オブリビオン』といったハリウッドSF超大作での有名になったデザイナーです。

タイヤサプライヤーは、ミシュランのワンメイクとなります。

まだ具体的なスケジュールであったり肝心の参加チームについては情報がないですが水面下では様々な研究機関、大学などに打診をしているのではないかと推測されます。

マシンはすべてイコールコンディションでDRIVE PX2に対応する開発ツール「DRIVEWORKS」で設計した「電子レーシングドライバー」の出来で勝負が決する全く新しいモータースポーツです。
恐らくレースがスタートした時とゴール直前のマシンの動きがどの様に変化(学習)していくのかを見ていくのが面白い、従来のレースとは違った見方で楽しむものになりそうです。

参考:アメリカで開催されたロボットカーレースの映像