反応の神 ふ~どが優勝
RAGE Vol.4 ストリートファイター部門

0 Posted by - 2017年6月27日 - Fighting, Team GRAPHT, Team GRAPHT News

予選を勝ち抜いた8名の強豪が集うトーナメント、RAGE Vol.4 グランドファイナルズが、6/10(土)ベルサール高田馬場で開催された。
RAGEとは、CyberZが主催、エイベックス・エンタテインメントが運営を手がけるeスポーツイベント。2016年1月から開催され、Android/iOS用のゲームアプリ「Vainglory」、世界的に人気な格闘ゲーム「ストリートファイターⅤ」、本格的カードバトル「Shadowverse」等を採用し、開催されてきた。
※過去開催大会についてはこちら(RAGE 公式サイトへ)

RAGE Vol.4は「Shadowverse」、「ウイニングイレブン」、そして「ストリートファイターⅤ」という3種目での実施に。回を重ねるごとに参加人数も増え、規模を大きくしている。
「ストリートファイターⅤ」の大会としても国内で開催される大会として大規模なこのRAGEは、国内外のプロプレイヤーを含む約150名がエントリー。激戦となった予選を潜り抜けた「猛者」のみが集う大会となった。

予選通過のプレイヤーはこちら。(RAGE 公式サイトへ)
https://rage-esports.jp/news/rage-vol4-sfv

観客が見守る中、MCを務めるUZIより呼び込まれた選手は、各々が優勝への意気込みを語る。「準優勝ではなく『優勝』を狙う」と宣言するふ~ど選手をはじめ、各選手は格闘ゲームに対する思いを語り、自分を鼓舞する。


1回戦第1試合から場内は熱気に包まれた。闘争心をあおるコメントが満載なムービが流れ、MC:UZIのコールにともに鳴り響く音楽、吹き出すスモークそしてそこに現れるプレイヤー。3方向に向かって投影される巨大スクリーン。そして会場に設けられたステージを囲むように配置された観客席。まさにエンターテインメント。見てるこちらは感情移入をして応援する空気が作られていくなか、己がいままで築いてきた力のすべてをぶつけ合う、各プレイヤー同士の死闘が始まっていく。

1回戦第2試合、ふ~どvsキチパーム戦

ふ~どの初戦は格闘ゲーム界では若手となる23歳のキチパーム選手との対戦だった。
3セットマッチ、2本先取で始まった1回戦。ふ~どとの対戦経験が豊富なキチパームがその経験を活かし、ジャンプ攻撃をダブルラリアットで迎撃、バックジャンプにはEXボルシチダイナマイトを合わせるなどなどペースを握る。ラストはEXスクリューパイルドライバーでキチパームは1セット目を取ることに成功する。
「予選でときどを破ったキチパームがまさかふ~ども!?」会場や配信上でそう思われるほど、キチパームは不敵な笑みを浮かべ、対するふ~どは、「やられたな」という苦笑いを浮かべていた。
その表情を見た瞬間、「何かが起こる」そう感じた次のラウンドはまさに圧巻であった。
2セット目、ふ~どは徹底した地上戦。確定での攻撃が入るときのみ使ったジャンプは2セット目のラウンド1ではシベリアエクスプレスをよけたバックジャンプ1回、2ラウンド目はそこまで極端ではなかったが、前ジャンプでの飛び込みは最後のジャンプ小Kと大Kの2回のみ。
上も下もと飛び回るイメージのがあったふ~どの操るミカであったが、この2セット目はプレイがガラリと変えた流れを引き寄せたふ~どが2セット目を得た。2セット目終了後は、対策が講じたせいか、リラックスしたふ~どと、1セット目終了時とは違い、硬い表情を見せたキチパーム。
勝負の3セット目 見事貫録を見せたふ~どが若きジャイアントキラー、キチパームを下した。

2回戦 ふ~どvsミシエ戦

最強のパンピー「ミシエ」との対戦。
準決勝からは反逆のカリスマ、格闘家の魔裟斗さんが実況席に着いての対戦となった。
お互い近距離での攻撃が強力なキャラ同士の対戦となったこのマッチ。ラウンド1でふ~どは画面端に追い込まれるも、ミシエの攻撃を垂直ジャンプで回避。そのまま反撃をし、最後はクリティカルアーツでとどめを刺した。
ラウンド2もお互いの特性を生かし一進一退の攻防を続ける中、最後はサンダークラップを読み、ジャンプ大Kからのコンボでラウンドを制し、1ゲーム先行した。
2ゲーム目ラウンド1は序盤お互いの間合いを図り、牽制をしあう中、ミシエが電光石火の攻撃を繰り出し、1ゲーム目で対応しきれなかったふ~どのジャンプ攻撃を迎撃し一気にラウンドを奪う。
2ラウンド目もジリジリとお互い1コンボで勝敗が決するまでお互いの体力を削りあう中、チャンスをつかんだのはミシエだった。
ふ~どの防御を崩すとそのままコンボを決め、2ゲーム目を制した。
このようにゲームの間にすぐに対策をとるというのが格闘ゲームの醍醐味ともいえる瞬間だ。次のゲーム、ふ~どはどんな対策をするのだろうか。
3ゲーム目ラウンド1、序盤から優位を作ったのはふ~どだった。ミシエの攻撃をうまくいなし、画面端まで追いつめると、そのままスタンを奪い、レインボータイフーンでKO。
ラウンド2はそのままの勢いで最後はEXシューティングピーチでミシエを倒し、ウィナーズファイナルへの駒を進めた。

ウィナーズファイナル ふ~どvsネモ戦

ウィナーズファイナルはカプコンプロツアーへの参戦はないが、3月のTOPANGAリーグ、そして5月に開催されたRedBull Kumiteで優勝をしている強豪プレイヤーネモ選手との対戦となった。
ネモはRAGEのインタビューでも「ふ~どが国内最強ではないか?」というほどふ~どを評価しているが、その分研究もしているはずだ。実際にTOPANGAリーグではふ~どを倒している。
ゲーム1ラウンド1は序盤からネモが積極的に攻撃をし、スタンまでもっていくと体力の有利を生かし勝利となった。
ラウンド2はふ~どが攻勢を仕掛ける。体力有利を得て攻めるふ~どに対し、ネモは非常に強力なVトリガー エイジスリフレクターを逆転を狙うも序盤でのふ~どの攻勢が響き、最後はVトリガー「上からナデシコ」でとどめ差し、1-1となる。
ラウンド3、中盤まで削りあいが続く中、先にVトリガーを発動したのはネモだった。その隙を狙い、即座にEXシューティングピーチで攻撃を仕掛けるふ~ど。ネモは起死回生のクリティカルアーツを放つも、しっかりをガードをしたふ~どは発動後の隙に攻撃をし、ゲーム1を制することとなった。
ゲーム2 開始直後ふ~どはネモに襲い掛かる。巧みに投げを決め、ネモの攻撃をきっちりとガードする。最後は画面端に追い詰め、スタンを奪うとラウンドを奪った。
ラウンド2 激しい攻撃の中体力で有利を取ったのはネモだった。「このラウンドはネモが取る」観客の誰もがそう思っていたが、ふ~どは相手の隙を狙っていた。体力が残っていない状況であったがVスキル「熱血マイクパフォーマンス」で投げ技の攻撃力を上げた、Vトリガー「上からなでしこ」をヒットさせたふ~どはクリティカルアーツ「バッドリーピーチ」を決め、ふ~どの勝利となった。

グランドファイナル ふ~どvsネモ戦

グランドファイナルは、ルーザーズ(敗者復活)トーナメントを勝ち上がってきたネモとの再戦となった。
※格闘ゲームのトーナメントでは、ダブルイルミネーション方式でのトーナメントが主流である。詳しいルールはこちら

序盤からネモを画面端に追い詰めたふ~どはその体力差を生かしてラウンド1を制すると、そのままの勢いでラウンド2を制した。
2ゲーム目に入ると、負けられないネモが反撃に出る。ラウンド1はふ~どが取るも、ラウンド2、ラウンド3とネモがとりゲームカウント1-1のイーブンへともっていく。
ゲーム3は、ジャンプ攻撃から優位を奪ったふ~どが画面端へのネモを押し込み、ラウンド1を取る。しかしラウンド2ではEXチャリオットとリフレクターをうまく使ったネモが逆転をする拮抗した戦いが繰り広げられた。どちらが勝つかわからない、そんなラウンド3で流れをつかんだのはふ~どだった。ネモを攻め立てスタンを奪うとそのまま攻めラウンド3を、そしてゲーム3を制した。

グランドファイナルズは3ゲーム先取となっており、リーチがかかったふ~ど。ゲーム4はふ~ど、ネモがお互いラウンドを1つずつ取る中、ついにラウンド3が開始した。お互いが拮抗する中、ネモの動きを読みカウンターを決めるとクリティカルアーツ「バッドリーピーチ」を繰り出すふ~ど。最後はド派手なクリティカルアーツでネモを沈め、見事優勝を飾った。


数々の大会での上位という好成績を残す中、大規模な大会での「優勝」から遠ざかっていましたふ~ど選手。優勝おめでとうございます!


さて今回のRAGE、3種目での複合種目でのイベントでしたが、各種目ともに非常に盛り上がっており見ている側も熱狂できる大会となっておりました。会場での歓声やため息、拍手、そして選手の熱。それらが体感できるこのようなイベント、機会があればぜひ足を運んでみてください!